●油圧式でらくらくジャッキアップ。コンパクト収納!!
品番 | EM-512 |
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JAN | 4975960117258 |
重量 | 本体重量2.4kg/総重量2.9kg |
本体サイズ | 幅95mm 高さ89mm 奥行き181mm |
最低・最高位 | 181〜229mm・297〜345mm |
ストローク | 116mm |
最大使用荷重 | 19.6kN |
最大揚程質量 | 2.0t(※車両重量ではありません) |
カートン入数 | 6 |
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1.ジャッキが上がらない
リリースバルブが緩んでいませんか?
⇒リリースバルブ(下降用のつまみ)を時計回りにしっかりと締めてから操作してください。
バルブが緩んでいると圧力がかからず上がりません。 -
2.ジャッキが最高位に達してもタイヤが地面から浮かない
ジャッキの最高位(持ち上げ可能な高さ)が、お車のタイヤを浮かせるのに足りていない可能性があります。
以下の手順でご確認ください。
①車載ジャッキなどで実際にジャッキアップし、タイヤが完全に浮くまでの距離(ジャッキポイントの高さ)を測定してください。
②測定した高さが、現在お使いの油圧ジャッキの最高位を上回っていないことをご確認ください。
③必要に応じて、よりリフト量の大きいジャッキをご検討ください。
※地面の傾きや車の重量配分によってもタイヤの浮き方が変わる場合があります。 -
3.ジャッキが下がらない
リリースバルブ(下降用のつまみ)が締まっていると、油圧が抜けずジャッキが下がりません。リリースバルブを反時計回りに「ゆっくりと」回して緩めてください。
※一気に緩めると車両が急に下がって危険です。「ゆっくりと」操作してください。 -
4.ジャッキアップしても保持できず、徐々に下がってしまう
①リリースバルブが確実に締まっているか確認してください。
⇒リリースバルブが 緩んでいると油圧が逃げてしまい、ジャッキが保持できません。時計回りに「しっかりと」締め込んでください。
②油圧系統にエアーやホコリが混入している可能性があります。
⇒ エア抜き作業を行ってください。空気が混入していると圧力が保てず、ジャッキが下がる原因になります。
※詳しい手順は取扱説明書をご参照ください。 -
5.ジャッキポイント(ジャッキを当てる場所)がどこにあるのか分からない
ジャッキポイントの位置や形状は車種ごとに異なります。
誤った位置にジャッキを当てると、車両やジャッキを破損するおそれがありますので、以下の方法でご確認ください。
①お車の取扱説明書をご確認ください。車体下部にあるジャッキポイントの位置が図解で説明されています。
②自動車ディーラーや整備工場にご確認ください。 -
6.お車にあったジャッキの選び方は?
お車に適したジャッキを選ぶには、以下のポイントをご確認ください
①車両重量の確認
⇒ お車の「車検証」に記載されている車両重量を確認し、それに対して<十分な耐荷重(使用可能重量)>のあるジャッキを選んでください。
※【車両重量】÷【持ち上げるタイヤの数】=【耐荷重(使用可能重量)】を下回ること
②ジャッキアップに必要な高さの確認
⇒ 車載ジャッキなどで実際にタイヤが浮くまで上げて<必要なリフト量(上げ幅)>を測定してください。
ジャッキの最高位がこれを上回っている必要があります。
③ 正確な判断が難しい場合は、お車のメーカーや自動車ディーラーにお問い合わせください。 -
7.車載ジャッキ用のジャッキポイントで使用して大丈夫か?
基本的には使用可能です。
ジャッキポイントは車体側で補強されており、ジャッキの支持台を正しく当てればジャッキアップが可能です。
ただしご使用の際は以下にご注意ください
①補強されていない場所に当てると、車体を破損するおそれがあります。
→必ず補強ポイント(ジャッキポイント)に支持台が当たるようにしてください。
②ジャッキポイントの形状が特殊な場合や、フロアジャッキの皿が合わない場合
→別売のジャッキアダプターを使用してください。
※アダプター対応の機種であれば、より安定したジャッキアップが可能になります。 -
8.ジャッキアップした状態でタイヤ交換などの作業をしても良いか?
ジャッキだけで車を支えた状態での作業は非常に危険です。
必ず以下の安全対策を行ってください
①ジャッキスタンド(リジッドラック)を併用すること
⇒ ジャッキはあくまで車を持ち上げるための工具です。長時間の作業や車の下に入る場合は、ジャッキスタンドで確実に支えてください。
②サイド掛け(1輪のみジャッキアップ)作業時の注意
⇒ 万が一に備え、外したタイヤや交換前のホイールを車体の下に入れておくことで、急な下降によるケガや事故を予防します。 -
9.エアベントバルブはどこについていますか?
本体と同色で塗装されているため、目立ちにくく判断し難い場合があります。
以下の特徴を参考にご確認ください。
・シリンダーの中央付近にΦ4mm程度の押し込み用のくぼみがある
・本体と同色のゴム製の栓、又は、金属製のプラスネジ。
※形状や位置は、製品の取扱説明書「各部の名称」ページにてご確認いただけます。 -
10.ジャッキにはどのオイルを補充すれば良いか?
別売の「JO-01エマーソン 油圧ジャッキオイル(ISO VG15)」をお買い求めください。
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11.ジャッキからオイルが漏れてきた
・ご使用中のオイル漏れについては、直ちに使用を中止しお買い求めの店舗または、弊社カスタマーセンターにご連絡ください。
・保管時のオイル漏れについては、リリースバルブの締め忘れや、パッキンの劣化が考えられます。
※オイル漏れが続く場合は、ジャッキ内部に不具合がある可能性があります。早急にお問合せください。 -
12.ジャッキのメンテナンスは必要ですか?
長く安全に使用するためには定期的なメンテナンスが必要です。以下の点に気を付けてお手入れを行ってください。
①可動部のグリスアップ
⇒ 定期的にジャッキの可動部分(アームなど)にグリスを塗布することで、スムーズに動作し、摩耗を防ぎます。
②オイル量の確認
⇒ オイルが不足すると、ジャッキの動作に支障をきたすことがあります。定期的にオイル量をチェックし、必要に応じて補充してください。
③サビのチェック
⇒ 湿気の多い環境ではサビが発生しやすいため、ジャッキ本体や各部品にサビがないか定期的に確認してください
④保管時の注意
⇒ 湿気の少ない場所で保管し、地面に対し水平に置くことで、ジャッキが長持ちします。 -
13.補修部品は購入できますか?
一部の製品を除き、リリースバルブ及び油圧ピストン(圧送用)用のOリングは交換部品として用意があります。
その他の部品は危険を伴うため販売をしておりません。修理をご希望される場合はカスタマーセンターまでご連絡ください。